これから先の日本像ですが

大相撲も、人手不足でそのうち無くなるでしょう。

歌舞伎?観る人が消えてしまえば自然消滅は免れません。

落語?客どころか噺家のいない寄席に何の存在価値があると?

今の状態が長く続けば続くほど、その可能性は大きくなります。

マンガ雑誌は軒並み1冊1000円を超える高値になり、

出版社間の過当競争はより熾烈なものになるのは必定。

そのうち書店には安定して高い売り上げが期待できる

ベストセラー作家や売れっ子マンガ家さんの本しか

置かれなくなることでしょう。

単行本化に伴って支払われる印税で人件費等をペイできる

幸せなマンガ家さんは、この先だんだんと減っていきます。

最終的には極々少数派になっていくでしょう。

それよりも、雑誌掲載は出来るが単行本が出ないマンガ家さんも

出てくると考えられます。

かくして、同人誌と電子出版の境目は限りなく薄くなっていく事でしょう。

もちろん、その頃には伝統と名の付く娯楽産業はあらかた姿を消すことになります。

のほほんと構えているようではもう手遅れ。

存続の為には、何らかの手を打つ必要があるでしょう。

それがどんなものになるのかは、まだ分かりませんが。