どこの誰、とは敢えて言いませんが。

自分は、敵が攻めてきたら自分も自衛隊員達と一緒に戦いますという人間は

基本信用しない事にしています。

口先だけなら何とでも言えますからね。

どこの誰が、とは敢えて語りますまい。

勇ましい人、愛国者様に質問なのですが、

あなたは戦火に晒され、己の生存を脅かされる覚悟がおありなのですか?と。

銃を撃った事がありますか?

なかでも訊きたいのが、人を撃った事ありますか?

という事でしょうか。

アメリカならともかく、

一瞬先の生存さえ見通せない混沌の権化たる戦場に我が身を晒し、

敵を自らの手で撃ち殺し、ミサイルも撃った事があるぞ、

て経験がある日本人(非戦闘員)が日本にそうそう居るとは思い難いのですよ。

仮に私も自衛隊員達と共に武器を取り戦います、と宣言した

勇敢無比で尚且つ稀有な人物が居たとしても、

ロクに銃器を扱う訓練さえ受けていない身なので

自衛隊員達の求めるような戦力にはなり得ないでしょう。

非戦闘員に出来る事と言ったら古今東西ただ1つしかありません。

後方で迫りくる死の恐怖に怯えて震えて逃げまどい、

足手まといになる位しか出来ないというのが相場です。

これは私の邪推ですが、

勇ましい彼・彼女らは自分は年齢的にも体力的にも適任ではない。

私は戦闘員から外されるだろう、自分は安全な後方にいられるだろう、

という自分本位の計算が裏にある為に

勇ましい事を言っているのでは?と思っています。