無職になって暇だったのでメガドライブミニに収録されているソフトを
一通りプレイしてみたんです。
それで思ったのですが、
なんてユーザーフレンドリーじゃない仕様のゲームばかりなのだろう?
という疑問符が頭に浮かびました。
いい意味で捉えるなら、
ユーザーの生半可な挑戦意欲ではクリアー出来ない歯応えのある難易度。
悪い意味で捉えるなら、
どいつもこいつもひと癖もふた癖もある難易度ばっかりで、
気軽にゲームを楽しもうという気になれないクソなUI、
クソ仕様と罵られても文句の言えないゲームばっかりですね( ̄▽ ̄;)
マニア向けの地位だったセガのゲーム達だけあって、
流石の一言に尽きますね。
時代背景を鑑みると、これでもまだ優しいゲームばかりです。
メガドライブが現役だった当時にインターネット掲示板があったら
非ユーザーフレンドリーなUI・理不尽な行動をしてくるクソCPU・
トドメにユーザーにシビアな行動を強要してくる辛口過ぎるバランス調整。
と開発陣を面罵する書き込みが殺到していたでしょう事は
想像するだに難くありません。
メガドライブが現役だった時代に少年として生きていた者として
言える事は多いと思うのですが、
兎にも角にも往時に於いてアーケードゲームの移植が
家庭用ゲーム機のステイタスであり、
その存在の有無と量がユーザーのソフト購買の指針となり、
ハード普及の成否を左右する最重要な指標だった時代です。
アーケードゲームの無劣化移植がハードの制約から不可能だった時代なので、
アーケードゲームの移植と言えば、ある程度までの劣化は避けられませんでした。
劣化させる匙加減はゲーム開発者様の腕の見せ所といった感じですね。
それでもストリートファイター2系のゲームがそのハードで発売されたら
級友達は自宅に友人を招き、日々対戦に勤しんでいました。
繰り返しますが、インターネットがまだ一部にしか存在していないか、
その存在を一般に知られていなかった時代の話です。
その中で人づてに伝わる風の噂として、ゲーム攻略に必要な情報が出回っていました。
ザンギエフの立ちスクリューパイルドライバーが出せる者は
クラスで英雄視されていた時代。
そう考えると、メガドライブミニに収録されているゲーム達が
揃いも揃ってシビアな難易度のゲームばかりなのも
どこかしか納得がいくのではないでしょうか。
・・・しかしこんなシビアな難易度のゲームばかりなら、
そりゃ腕に覚えのある人間しか買わんよなぁ、と思ったのは内緒です( ̄▽ ̄;)