日本と日本企業がここ30年間停滞の泥濘にはまって悪戦苦闘している間に、
お隣の中国とその企業はその力を着実に伸ばし続けてきました。
今や日本企業に残された数少ないアドバンテージである
知的財産・パテント・素材の分野に於いても中国による浸食は確実に始まっています。
日本のお家芸であるクリエイティブな分野に於いても同様です。
企画力とブランド力はまだ日本の方にアドバンテージがありますが、
それもいつまで持つやら分からないと言うのが実状でしょう。
実際遥か後ろかと思っていた中国製オリジナルアクションフィギュアの出来は
figma等に較べてブランド力では劣るものの既に本家に比肩するか、
もしくは凌駕しつつあるのでは?
と疑念を抱くレベルに到達しつつあるという状態になっています。
アニメの分野に於いても同様の事態が発生しています。
中国人声優であるLiyuuさんの活躍を見れば分かるように、
もう日本の逃げ場はどこにも残されていないという事がつぶさに分かるかと。
「いつまでも日本の下請けのままだと思うな」という事なんでしょう。
日本と日本企業は競い合うライバル、
油断ならない相手として中国と中国企業を認識した方が良いです。