見切りを付けましょう

天下のトヨタが終身雇用制は維持できないとか言ったそうですが、

そりゃそうでしょうよ、と。

使い潰しが利いて低コストかついつでもクビを切れる非正規労働者の方が

会社組織としては都合が大変宜しいでしょうし。

しかし自社製品すら買いたくても買えないような低所得者層を

自ら生み出しているのには疑義を呈する他ありません。

年収300万円以下の低所得者に車を買えなんて、

目でせんべいを噛めと言うのに等しい無理難題です。

効率化を優先するあまりに、自分の立っている足元すら

見られなくなっている矛盾した現状。

過剰な効率化なんて、真綿で首を締めるのと同じで、

緩やかな自殺をしているのと同義です。

目先の利益だけを追いかけるなら、それでもいいでしょう。

しかし天下のトヨタともあろうものがそれをやっていい訳がありません。

従業員はほぼイコールで顧客なんですよ?

顧客の財布を太らせるならともかく、

瘦せ衰えさせてどうするのかと。

しかもそのくせ自分たちの報酬だけはキッチリ増額、という矛盾。

自分たちだけよければそれでいいというゲスな思考が透けて見えます。

そんな態度と行動ばかりだから、

日本国内でクルマが売れなくなったんですよ。

スティーブ・ジョブズの爪の垢でも煎じて飲んだら如何かと。

トヨタ、というよりも日本の製造業が日本人労働者たちから見切りを

つけられる日も、そう遠くはなさそうですね。

私ですか?

とうの昔に見切りを付けました。

期待するだけ無駄なんですよ、ムダ。