【解説コラム】反撃能力保有の意義と課題(尾上定正) – Asia Pacific Initiative 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ
言いたいことは死ぬほど分かる。
しかし、しかしだ。
軍拡競争を始めてしまうとそれは際限なく続く公算が大である。
兵器産業には待ちに待った書き入れ時の到来だろうが、
コレはそうそう喜ばしい事ばかりではない。
軍拡競争というのは正直言ってマズい状況に日本が陥る事を意味する。
軍拡競争というのはかなりリスキーな選択である。
最終的には冷戦期のソ連みたいに財政負担に耐えられなくなって
国家そのものが崩壊しかねないリスクを伴うのだが、
そこんトコロ分かってます?と私は問いたくなってしまうのだ。
・・・これが私の杞憂ならいいんですけど。