最近は自動車が売れなくなってきているそうですが、
そりゃそうでしょうよ、としか感じられません。
正社員を減らしていつでもクビ切りできる派遣社員や
契約社員だらけにしたからですよ。
当然、そんな人達はクルマなんて必要に迫られない限りは
新車どころか中古車でしか買わないし、
買いたくても買えない層が分厚くなってきたせいであって。
それこそが彼等経営側=経団連の望んだ政策であり、
政府もそれに追従しているからですよ。
結果、日々を生きる為に必要不可欠なモノしか消費されない、
閉塞感に満ち溢れた衰退途上国ニッポンが生まれたワケですよ。
こういった痛みに耐えましょうなんて言う経営陣は、
まずは隗から始めよう、と自分の給料を下げようなんて言い出したりはしません。
あくまでも一般社員に痛みを押し付ける側からの一方的な裁定。
それがどれだけ迷惑千万か?
それがどれだけ未来の窮状を生む土壌になるか?
とは大変不思議なことに分かってはいないんです。
僕の今の仕事で貰っている給料では、
バイク1台の維持管理費を出すのが精一杯ですもん。
年収150万円台の収入では、生活必需品以外は買いたくても買えませんよ。
大好きなトイガンだって、新しいものを買う予算なんてありゃしません。
もうBB弾代を出すだけで精一杯です。
こうなったのは、政府が大企業を甘やかしに甘やかしたせいです。
富裕層を厚くしても、その人達がクルマや嗜好品に落とすお金なんて、
せいぜい一般社員1人分が関の山です。
日本は資源に乏しい国だから、輸出と内需拡大はクルマの両輪。
どっちか一方だけ回っていても、その場で一回転するだけ。
エネルギーのムダでしかありません。
取り敢えず、今の自民党に政権を任せていたら、
日本はそのうち破滅に追い込まれる事でしょう。
僕は、現状に不満ありな人間なので、
次の選挙では野党に投票したいと考えています。