宗教やその他の力の拘束が緩い日本にいても、
各種の拘束がキツいなあ、と感じる事が多々あります。
例えば親子関係。
親と子は血を分けてはいますが、
根本的に違う人間です。
それを無視して「人間は斯くあるべきだ」等という
得体の知れない価値観に染め上げて、
社会の求める規格に沿った部品に加工しようとする力の何と強い事か。
そりゃあ愛じゃなくて虐待の一種なんですよ、お分かり?
自由闊達が最上とは言いませんが、
ある程度までは自由を与えて、
自分の頭で取捨選択が出来るように育てないと、
待っているのは地獄どころか崖っぷちからダイブです。
現実社会に、用意された答えなんてものがあるのは非常に稀です。
千変万化する現実に対応出来るよう、
対応力・適応力を付けさせるのは
親と教育機関の何より重要な役割なのではないでしょうか。