生と死の境界線の僕的線引き。

介護の仕事をしてみて思った事。

人は例外なく老い、衰え、病に罹り、死ななければならない。

生まれた時が100としたら、死は0でしょう。

0に向かって徐々に減衰していく。それが命です。

ただそれが0になるのが個々人によって早いか遅いかしか、違いはない。

なら思うがままに生き、後悔なく死んでいくべき。

身体に障害などが残った状態で中途半端に生かされて、

自由のない牢獄みたいな施設に入れられて、

さして変わり映えのしない毎日を過ごさなければならないのだとしたら、

こんなに残酷な事はこの世にないと思うんですよ。

個人的な意見で恐縮なんですが、

それって単に「死んでない」だけですよねって思います。

確かに生きてはいますけど、死んでいるのと何が違うんですかね?

僕は思っちゃうんですよ。

そんな生なら必要ありません、って。

家族からしたらとんでもない考え、というのも分かります。

でも、そんな状態になる位ならサクッと潔く死を与えられた方が僕はいい。

ただ生きていくだけでも苦痛に塗れないといけないのに、

老いてリタイアしてまでそれを味わわせられる理由って何?

そんな「生」なら要りません。潔く死なせてください。

それが僕の望みです。