日本の失われた20年がいつの間にか30年になり、
40年目に差し掛かってきたのでは?と私はつとに感じています。
実際問題、日本の国際的・経済的地位は低くなりつつあり、
新興国に次々と抜き去られています。
日本がこのまま弱体化していけば
中国に軍事的に攻められるのでは?と右サイドの人は思っているようですが、
10年前ならともかく、相応の年月を経た今となっては
中国は日本なんてもう眼中に入っていないのではないでしょうか?
調べてみると分かると思いますが、データがそれを雄弁に語ってくれるでしょう。
事実、日本製品のシェア率はほぼ中国製品の後塵を拝するようになっています。
中国製品が日本製品に較べて劣っているのは、
ブランド力と企画力位なモンでしょう。
事実、私が好きな美少女プラモとアクションフィギュアの分野でも
圧倒的差があると思っていた中国オリジナルが日本製を猛追してきており、
ある意味に於いては日本製品を凌駕しているのではないか?
と言える商品も散見されるようになってきました。
こういった商品は、
いつまでも日本の下請けであると思うなよ?という
中国企業からの明確なメッセージなのではないでしょうか。
童友社みたいに中国のメーカーの美少女プラモを輸入している企業も出て来ましたし、
日本企業とその社員もここいらで発想を大きく転換させて戦略の見直しをしないと
そのうち失われた30年が失われた40年になり、
失われた半世紀になった挙げ句、失われた1世紀になるぞ?
と私は危機感を抱いています。