世の中は所有から共有に急速に舵を切りつつあり、
定額のサブスクリプションサービスが一般的になりつつあります。
既に音楽やアニメ・特撮・ドラマといったコンテンツは
ブルーレイ・DVDでの販売(含むレンタル)からウェブ配信や
インターネットを使ったレンタルに移行しており、
その流れはもはや留めようがないほどです。
この流れは自動車にも同じように襲いかかっているように見受けられます。
更に時代が進めば自動車の完全自動運転も実現されるでしょう。
仮にそうなったとしたら自動車は個人が所有するモノではなくなり、
サブスクリプションサービス扱いの共有品になるのでしょうね。
軽重問わず交通違反もなくなり交通事故も減るでしょうし、
交通課の警察官の仕事もさぞかし減ることでしょう。
・・・正直な感想を言わせてもらうなら、
そんなつまんない乗り物になって欲しくはなかったなぁという事でしょうか。
ドライバー・ライダーの種別を問いません。
誰だって、警官の監視の目が光っていない時に
軽微な交通ルール違反をする程度は日常的にやっていると思うんですよ。
原付が最大時速30kmの速度制限を課されてはいるものの、
メーカーは一向に速度リミッターを付けたりしないし
その速度制限を律儀に墨守している原付ライダーがいないように。
軽微な交通違反(所有者の自由度とも言えますかね?)を犯す自由がないのなら、
高いお金を払って乗り物を所有する必要なんてどこにもありません。
過ちを犯す自由が含まれていないのなら、
自由を持つ価値はない。
偉人の言葉を思い出しました。