本末転倒にだけはなりたくない

世間体や体面や見栄や立場なんてどうでもいい。

今更立て直す人生なんてない。

ただ、その時々の自分の気持ちに嘘はつきたくないんですよ。

後悔のない人生なんて無理だけど、少しでもいいから納得のいく人生を歩みたい。

本末転倒なんてまっぴらごめんだ。

介護福祉士試験の受験資格を満たせる年齢になったらもう40歳。不惑の歳。

残る人生は40年。もう半分しか残っていない。

今更一般企業に転職しても定年退職までたった20年しか残っていないので、

定年の無い介護の業界で生きていくことにします。

ただし、今在籍している会社ではありませんが。

少なくとも、交通費を全額支給してくれる会社に転職出来たら御の字かな?と

考えています。

賃金以上の働きを求めるな!

僕は今、介護福祉士試験の受験資格が欲しいので介護施設でバイトの身分に

甘んじています。

介護福祉士の資格取得という明確な目的があるので、

給料が安いのも、交通費が毎月赤字なのも我慢して日々の仕事をこなしています。

勿論、支払われている給料以上の働きをするつもりなんて毛頭ありません。

所詮はバイト、会社への忠誠心は給料なりにしか持ち合わせちゃいませんヨ。

巷を騒がせているバイトテロ問題だって、根元にあるのは

仕事のわりに給料が少ないから、ということだと思います。

高額な賠償金を請求するより、

従業員の給料を上げた後に、

お客様が口に入れるモノを作っている重大な責任の仕事を任されている、

という自覚と小さなプライド醸成を促す教育を施した方が

失地からのリカバリーは早くなるでしょうにと思えてなりません。

営利企業が利益を追求するのは生存戦略には不可欠ですが、

飲食・サービス業界の給料は一般的な会社員より少ないのは火を見るよりも明らか。

万一の事態に備えて内部留保を貯めたりするのも大いに結構ですが、

働いている従業員の生活の事も考えてあげましょうよ、と言いたいです。