そもそも論になりますが。

父親の世代みたいにただ1つの会社に定年退職するまで居続けられる、

給与所得も組織に属し続けていれば年功序列で徐々に上がっていく、

という時代ではなくなってしまったのでしょう。

人生100年の時代、転職するのはもはや当たり前。

所属する会社が違えば求められるスキルも違っていて当然。

勤勉という1つの技を磨き続けさえすれば

安全安心に社会人生活が送れた時代はとうに過ぎ去り、

TPOに合わせて適切に自己改善し、

所属する会社で求められる姿に変化変容していけなければ

会社員生活をマトモに送れなくなっている、と感じますね。

この構図は太平洋戦争でゼロ戦がその対策を講じたアメリカ軍相手に

加速度的に撃ち落されていったのと似ています。

そりゃあゼロ戦パイロットで、空戦技術を磨きに磨き、

激戦を生き残った人も居ると言えば居ますよ?

しかし殆どのパイロットはなすすべもなく撃ち落され、

生きて帰る事は叶いませんでした。

自発的な学習と自己変容が

現代日本で社会人生活を送るにあたって求められるようになっているのでは?

と私は思っています。