これほど愚かな行為はないとしか。

僕は11年前、会社勤めをしている時に上司からのパワハラによって、

うつ病を発症し、視界から総ての色が消え失せ、

食べ物の味が全く感じられなくなりました。

自殺を考えた事なんて、何回目か数えるのをやめる位にあります。

しかし、それでも自殺という選択肢は選びませんでした。

あの頃僕は29歳。

まだまだ未来について考える余地はありましたし、

叶えたい夢や、行きたい所も沢山ありました。

それらがあったが故に、自殺という選択肢は僕にとっては

有り得ない選択肢として除外されるに至ったのだと思います。

その会社を去った後に色々と職を転々とする事になったのですが、

それらの経験も今となってはいい経験になりました。

それで今は介護職員初任者研修を受講して資格を得て、

介護施設でパート勤務をしています。

その施設で働き始めてから3年の時間が経ち、

介護福祉士試験の受験資格は満たされています。

あとはお金を貯めて介護福祉士の資格取得に必要な資格の取得に向けて

動き出す時の為に頑張って耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ生活を送っています。

介護施設で3年超働いていて気付かされたのが、

気にし過ぎに注意しないといけない、ということですね。

周りからの評価とかに代表されるノイズなんて、

そんなもん気にしちゃいけないんですよ。

罵詈雑言なんて全く無意味なノイズを相手にしていたら、

それこそきりがありません。

そんな雑音を相手にしている暇があったら、

自分のレベルや力量を更に上げるべく業務に邁進するべきであって、

他人の事なんて気にかけていられる時間的余裕はないはずです。

肉体的にも、精神的にも。

あらゆる意味でタフでないと生きていけない世の中だから、

自殺なんてバカな選択肢を選んだりしちゃいけないんですよ。

サイコーに幸せを感じられる環境を構築して、

バカにする奴等を逆に嘲笑ってやりましょう。

自殺を考えるのなら認知症に罹ってしまったり、

不治の病に冒されてからでも何ら遅くはありません。

少なくとも、僕は死を選ぶなら、認知症に罹ってしまったり、

脳梗塞を起こして手足がマヒしてしまったら、

その時は自殺を考えます。

その時が来るまでは、何が何でも生き残り、人生を謳歌してやる。

そう決めて、僕は毎日を精一杯生きていこうと決めました。

自殺なんて、年とってからでも間に合います。

僕はそう思います。