落日のブルーレイディスク、変容する記録メディア | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
宜なるかな、と言った感じですね>ブルーレイの凋落
光学メディアの次世代モデルがブルーレイなのは議論の余地がないですが、
いかんせんその売り方がDVDの時とさして変わらないと来たもんだ。
国内のコンテンツホルダーはブルーレイ版を出すにしても
ブルーレイディスクの大容量のデータが格納可能という利点を活かしている、
とはお世辞にも言えないのですよね。
最近放映されているアニメのブルーレイディスク版に話を絞りますと、
何でか知りませんがブルーレイボックスを除いて
アニメ1クール12~3話のデータが
ブルーレイディスク6~7枚なんて途方もない枚数になるんですかね?
と問いたくなってしまう状態になっています。
何でやねん!と言いたいですよ。
しかも競合相手の動画配信は当然の如くハイビジョン画質で尚且つ
定額の料金を払えば見放題と来たもんだ。
例え時を経て単話レンタルになっても市長に対する費用は廉いし、
レンタルと言ってもオンラインで手続きが完結するから
わざわざ従来の光学メディアのように
レンタルビジネスの店舗に足を運ぶ必要そのものがありません。
ブルーレイの〇〇〇〇〇〇は出来なくもないのですが、
DVDと較べてデータ容量が桁違いに上がるので
ストレージへの負担が半端じゃない為に
事実上ブルーレイの〇〇〇は不可能と言っても過言ではないでしょう。
ブルーレイが進化を止めている間に、
数十ギガバイト単位のモノが廉価に調達できるようになり、
同様に動画配信関連技術も大きく進歩を果たしました。
ブルーレイディスクが次世代光学メディアとして策定され販売され始めたまでは
良かったんですが、ブルーレイディスクはお世辞にも使い勝手が良いとは言えません。
スマートフォンは恐らく普及率100%でしょうが、
ブルーレイディスクの再生機能を持ったレコーダーかプレイヤーを
持っている家庭はたったの47%しかありません。
もはやコンテンツが収録された光学メディアをお金を出して買う、
といった行為そのものが旧いスタイルになりつつあるのではないでしょうか。