小中高校生時代というのは、各々の個性を発揮する事は許されない状態でした。
それが大学生になり、または社会人になったら各々の持つ個性を発揮せよ、
と自分の個性に基づいた各々の役目を果たす事(ロールプレイ)を求められるのだから、これはかなり理不尽な仕打ちだと思います。
個性を圧殺され、飼い慣らされる事に慣れ切ってしまった多くの日本人たちは、
社会に出た途端各々の持つ個性を発揮してくださいと言われ、
それの実行を求められるのだから困惑し、なかなかそれを実行できずにいるのだと私は思います。
ですが、世の中の流れは均質的な一般人(=昭和的人材像)重視から
各々の持つ個性を活かした役割を果たす事(ロールプレイ)重視へと
大きく舵を切りました。
これに対応するためには、まずは個々人の個性を圧殺して均質的な人間を育成する事を大きな目標としている教育の現場から変えていかなければならない。と私は思います。
無論、均質的=悪く言えば没個性的な人材に存在価値がないわけではないですが、
AI技術・IT技術・オートメーション技術の発達とその影響によってその価値はどんどん目減りしていくでしょう。
その中で会社員という役割(ロール)を果たし続けるには、
自分や常識を常に最新のものにアップデートし続けていく必要がある。
時には自分の気に入らない上司のご機嫌を伺ったり、接待ゴルフといった損な役割も積極的にこなそうとしないといけなくなるのは、会社員という役割(ロール)に課せられた必然、宿命めいたものなのでしょう。
・・・私は会社員という役割(ロール)をした事によってうつ病と不眠症になり、役割をこなす事が出来なくなったので、今はアルバイトという責任の軽い役割(ロール)をしてお金を稼ぎ、口に糊して生きていく事に決めました。
さて、令和の時代に、新時代にあなたはあなたの個性に応じたどんな役割(ロール)を選ぶでしょうか?