たぶんこの先、グロ・ゴア表現を用いるような=エッジが利いた表現の
マンガ・小説等の作品が発表できる場というものはどんどん少なくなり、
その生存領域は小さくなっていくんでしょうな。
と私は最近頓に感じるようになりました。
世の中はかなりグローバルになり、日本とて例外ではない。
マンガ・小説といった表現に於いてエッジの利いた表現、人を傷つけるような表現は
どんどん許容され得る範囲が狭まっていくのでしょう。
そしてそういった表現を用いる作家・マンガ家さんの活躍できる場は
どんどん少なくなり、生存領域は狭まっていく。
商業作家なら、尚の事その傾向は強くなるでしょうね。
恐らくそういった傾向のある作家とその作品は、
編集者から担当するのを敬遠されるようになっていくでしょう。
印税が発生するような表現の場なら、尚更そういった傾向は強くなる。
どうしてもそういった種の表現がしたいなら、キンドルダイレクトパブリッシングや
同人誌での発表といった、世間的にそう広く知られていない場所での
作品発表が主なものになっていくのは明々白々です。
・・・これも時代の流れ、時勢というものなのでしょう。
昔を知る人間としてはちょっと寂しい気分になりますが、
私はこれも仕方のない事だと思います。