パートタイマーながら新しい仕事は決まりました。
あとはバイクの任意保険等の書類を揃えて会社に提出し、
雇用契約を結べば働き始められる日取りが分かる、という所まで来ました。
今は再発行を請求したバイクの任意保険の保険証書が手許に到着すれば
こちらの準備は完了する、といった状態になっています。
逆に言えば任意保険の保険証書が手許に来ない限り、
行動出来ない状態になっているという事なんですがね( ̄▽ ̄;)
仕事開始までボンヤリしているのも難ありなので、
図書館で本を借りて読んでみたんですよ。
「失敗の本質ー日本軍の組織論的研究」って本です。
それを読んで、コレって今の日本や自分にも当てはまるよなぁと思いました。
人生を渡っていく戦略と言うか、
そういった中長期的プランを練っていなかったなぁと思ったんですよ。
今はもう、真面目だとか勤勉とかそういった、
従来の価値観に沿ったような生きていく上での戦略では通用しない。
なのでこれからの人生をより善く生きていくには
真面目、勤勉といった価値はそのままで、新しい指標を加える必要がある。
戦える武器と言うか、新しい指標に基づいた戦略が必要なんだと思いました。
卑近な例で言えば、アマゾンミュージックアンリミテッドに代表されるような
米国発(多分)の音楽サブスクリプションみたいなー新しい指標ーを
自分も用意する必要があるな、と思ったんですよ。
生真面目なだけでは、もう通用しない。
生真面目なんてのはもう今の世の中では”当たり前”なんです。
それだけを武器に世の中を渡っていける可能性なんてゼロにも等しい。
そんな事はよっぽどのセンスを持った人物でないと不可能なんだ。
そんな程度だから面接で不採用を喰らってばっかりなんだよな、
と自分の置かれている状況とこれから目指すべきものが見えた気がしましたし、
本書の内容が大変腑に落ちました。
翻って見るに、プレイステーション陣営の置かれている苦境の理由も
ニンテンドースイッチが躍進している理由も何となく分かってきました。
ブルーレイディスクに格納された大容量データによるリッチなグラフィック、
リッチなゲーム体験、なんてモノは今や”当たり前”なんです。
求められているのは、その先にある”別の何か、次のカード”なんですよ。
任天堂はそれをスイッチで示せたから一般曹にウケて躍進を果たし、
示せなかったプレイステーション陣営は失速した。
『プロとして金を取り仕事としてやる以上、速くて当然。
見たいのはその次、もう一枚カード見せてくれんと客は納得せんわ』
大好きなマンガである湾岸ミッドナイトに出て来たこのセリフが、
ストンと腑に落ちました。